このアプリは、次の2つのことができます。
1. 囲碁の棋譜を、初手から最終手まで、ご自分の頭の中にある碁盤で並べられるようにトレーニングする。
2. 囲碁の棋譜を登録・管理する。
ご自分の頭の中にある碁盤のことを、このアプリでは「脳内碁盤」(のうないごばん)と呼んでいます。
目を閉じても、碁盤と石の配置が明確にイメージできるようになれば、読みの力が高まり、囲碁の棋力が向上します。
「脳内碁盤」ができれば、たとえば、街を歩きながらとか、入浴中とかでも、頭の中で棋譜を再生したり、手を考えたりすることができるようになります。
すでに「脳内碁盤」ができている人や、「脳内碁盤」を作りたいと思わない人には、このアプリはあまり役立ちません。(棋譜の登録・管理用のアプリとしてはお使いいただけます。)
このアプリでは、棋譜を記憶し、それを「脳内碁盤」で再生するトレーニングを段階的に行っていきます。
棋譜を細かい手数に分割し、その単位で、「石あり読み」、「石なし読み」、「脳内読み」を行います。
「石あり読み」・・・線と石が表示された盤面を見ながら読む。
「石なし読み」・・・線のみが表示された盤面を見ながら読む。
「脳内読み」・・・目を閉じて脳内で読む。
分割する手数は、1手単位から始まり、2, 4, 6, 8, 10, 20, 30 ・・・と増やして行き、最大100手単位まで行います。
初期状態で、9路盤、13路盤、19路盤のトレーニング用の棋譜が2つずつ入っています。
これらの棋譜は、「KataGo」という囲碁AIが対局したものです。
ご自分で棋譜を入力したり、他の囲碁アプリで作成した棋譜ファイル(SGFファイル)を読み込むこともできます。このアプリで作成した棋譜ファイルを、他のアプリ向けに出力することもできます。